ヘラブナ釣りの仕掛けの作り方と必要な小物~小物編~
- 2022.05.07
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ヘラブナ釣りの仕掛けは延べ竿に糸と針がついた単純明快な仕掛けです。そこにウキがついて、ウキの動きで魚信を感じとります。
ただ初心者ともなると数ある糸や針の号数、ウキのサイズや種類などよくわからないポイントが出てくるもの。
そこでヘラブナ釣りの仕掛けの作り方とそれぞれ必要な小物を紹介します。
針の号数や糸の太さについては「大体これくらいのもので」と言う表現をしているところも多いと思います。でもそれでは「結局どれがいいんだ?」と迷う結果になりかねませんので、編集部が独断で指定してご紹介します。
仕掛けの作り方はこちらからご覧ください
ヘラブナ釣りに必要な仕掛け
ヘラブナ釣りに必要な仕掛けを一覧で確認してみましょう。
- ミチイト用の糸
- ハリス用の糸
- 針
- スイベル
- 板オモリ
- ウキ
- ウキ止めゴム
- ウキゴム
ヘラブナ釣り用のミチイト
ヘラブナ釣りにおけるミチイトとは、竿先からスイベルまでの糸。
素材はナイロンやフロロカーボンを用いて、太さは0.6~1号くらいをお使いの方が多いでしょう。
まずはヘラブナ釣り用のミチイトに関してはリーズナブルな50m巻の0.8号のナイロンラインがおすすめです。管理池であれば30cm以上のヘラブナもこれで十分です。
東レの銀鱗、リーズナブルなので初心者はまずこれで十分でしょう。耐久性も十分。
ヘラブナ釣り用のハリス
ヘラブナ釣りのハリスはスイベルから針までの糸を指します。
素材に関してはナイロンが主流です。ヘラブナ釣りでハリスはスイベルから2本のハリスを出して、長さを30cmと40cm程度にして長さに差をつけてセッティングします。
糸はナイロンの0.4号があれば通年大丈夫です。こちらもリーズナブルなラインを最初はチョイスしましょう。
ミチイトと同様、東レの銀鱗です。頻繁に仕掛けが絡まってしまう可能性の高い釣り初心者でもリーズナブルで使いやすい糸です。
ヘラブナ用の針
ヘラブナ用の針と他の一般的な同サイズの釣り針を比較すると、やや太めで丈夫な軸で、フトコロが広め。そしてスレ針(カエシがない)なのがヘラブナ用の針の特徴です。ヘラブナ専用の針を必ず使うようにしましょう。値段もヘラブナ用だから、といって高額なわけではありません。
基本的には夏は大きめ、冬は小さめを選ぶようにしますが、ヘラ針の5号なら通年使えるサイズです。
オーナーばりのバラサ5号です。バランスの良い針で針重量も重すぎず、耐久性も高いのが特徴です。ヘラ針には金色と銀色の針がありますが、色によって釣果に差は出ないと言われています。
上針は銀針、下針は金針などと使い分けているヘラ師も多いです。
ミチイトとハリスを接続するスイベル
ミチイトとハリスの接続部分となるのがこのスイベル。本来は糸の撚りを取るパーツなのですが、ヘラブナでは糸撚りはあまり発生しません。しかしミチイトとハリスを接続するためにこのパーツを入れておきます。
平打ちのソリッドリングを使う方もいます。
オーナーばりの回転サルカン20号です。サルカンは数字が大きくなるにつれて、サイズが小さくなります。20号なので小さめではありますが強度は十分。
ウキを立たせるための板オモリ
ヘラブナ釣りではサルカンの上に板オモリを巻いてウキのバランスを取ります。ウキをそのまま水面に浮かべると横を向いて寝てしまいます。この板オモリで水中方向に重みをかけてウキを立たせているんです。
板オモリにも薄手、通常タイプなど分かれていますが、これによって釣果が変わることはありません。
板オモリを巻くときは長め(3センチほど)にカットした板オモリの端を、ハサミの刃部分を使って小さく折り返します。そこに糸を引っかけてくるくると丸めていくだけ。重すぎればウキごと沈んでいきますので、少しずつ板オモリをカットしてウキのトップが5~7目盛りくらい出るところでバランスを取ってみましょう。
魚の動きを読む!ヘラブナ釣り最大の魅力であるウキ
ヘラブナ釣りの醍醐味とも言えるウキ。このウキにも大きさや素材など実にたくさんの要素があります。釣り方によっても選び方が変わります。
最初の1本は浅ダナから底釣りまでできるオールマイティなタイプを選びましょう。ある程度釣りが見えてきたら、浅ダナ、カッツケ用のウキ、宙釣りのウキ、底釣り用のウキとそれぞれ揃えていけばいいでしょう。
釣具屋をのぞいてみても安価なウキがズラリと並んでいます。1,000円前後のウキでボディの寸法が10cm前後の大きめの浮きが使いやすいでしょう。
ウキを糸に取り付けるためのウキゴム
ウキを糸に取り付けるためのパーツです。ミチイトに通して使います。
ウキを止めるだけのパーツなので安いもので大丈夫です。
先ほど紹介したウキの足は少し太めのため、このウキゴムは必ず2号を選びましょう。1号でも入らないことはありませんがちょっと無理やり入れなければいけません。
上から差し込むだけでウキが取り付けられます。
「ウキを一定の場所に固定するウキ止めゴム
ウキ止めを付けたウキを通すだけでは、ウキが上下に動いてしまいます。そこでこのウキ止めゴムをウキゴムの上下に配置して、ウキが上下に動かないように固定します。
固定すると言ってもぴったりと挟み込むのではなく5mm程度の遊びを持たせて装着します。
ウキ止めゴムはミチイトに通すものなので、ミチイトの太さに合うようにここでは2号のサイズを選びましょう。
これだけ揃えればヘラブナの仕掛けは作れる!
ここに紹介したものを揃えればヘラブナ釣りの仕掛けは作れます。
さらに細かいものを紹介するならば仕掛け巻きやハリスケースなどもありますが、これはお肉とか魚とかが入っている白いトレーをカットしても十分なのでまぁ代用可能でしょう。
これを揃えても次は針の結び方やスイベルへの接続など、越えなければいけないハードルもありますので1つずつクリアしていきましょう。
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